
|
A先生へ。 体調の方はどうですか? 寒いし、余計に体温調節が困難かと思います…。 最近先生が居ないので寂しいです…。 あたしらは、3/17にこの土居中学校を卒業します。3月にはいるともう10日位しか、学校に行けません。なので、早く先生の元気な顔を見たいと思うので仕事復帰してくださいね? 私も3歳のころから『○○○○』という病気で過去10回以上は入院しています。なので、病気はちがいますが、先生の苦しさはよく分かります…。仕事をしながら体調管理など、本当にしんどいと思います。先生に何かあれば土居中生が先生守るけん!!(笑)先生、安心して学校に来てねっ!? あたしもこれから先、病気と長く付き合うと思います。だからA先生もうつ病に負けないように一緒に病気に立ち向かい、頑張りましょう!! |
A教諭の教え子からのお手紙です。
|
Bさん、と呼ばせてくださいね。 Bさん。A先生への手紙をここに載せることを快く了承してくださって本当にありがとうございました。 A先生は、今も、薬が変わって、体調がよくありません。というか、それが治療だということで、耐えるしかないのです。 そんなA先生が、私たちがお見舞いに行った時、いつも枕元においているものがありました。Sesame Street デザインの封筒でした。 あるとき、A先生にそれは何かと聞くと、A先生は、「教え子がくれた手紙で、苦しい時に読むと心が救われるんだ」と言いました。2月にA先生に渡されたのですね。A先生は、病床で、何度も何度もあなたのお手紙を読んだそうです。また、涙を流したそうです。 私も、つい最近見せてもらいました。そして、涙が出ました。 他人(ひと)の苦しみ、我が苦しみ これは、菩薩の境地です。 そのように他人(ひと)の苦しみを自分の苦しみとして感じられる人が居るということだけで、救われることがあるのです。 あなたも、ずっと病気で苦しんできたんですね。そして、今も苦しんでいるんですね。 そんなあなたが、笑顔でA先生にこのお手紙を渡してくださった時のことを思い出して、またA先生は涙があふれるそうです。 今、全国でA先生と同じような病で苦しんでいる人がいます。そういう人にも読んでほしい、と思って、あえて公開する事をおねがいしたしだいです。 A先生は、1月17日の『不安障害』発症以来、復帰までにかなり時間がかかるらしいことを医師から言われたそうです。いつ仕事に復帰できるのか、今は見通しが立っていません。 そういうわけで、卒業式にも出られません。 せめて、学校側に、もう少し温かい配慮があったならば、少しだけ行ってみんなの顔を見ることくらいはできたでしょうに…。 でも、A先生はあなたとの出会いを、心から神様に感謝しています。あなたの温かいまごころに出会えて、A先生は「しんどいけれども幸せだ」と言っていました。 D中学校が、このような『まごころの華』で一杯になることを願ってやみません。さらに、全国でうつ病に苦しむ人々にも、『まごころの華』が届きますように。 |
